活動紹介

障がい者の
『やりたい』を起点に

共働学舎では、リサイクルを中心に現在約20種類の作業を行っています。その日にやる作業はみんなの気分次第で決まります。作業希望者がひとりだったとしても、できるかぎり行います。畑で土に寝っ転がりたい人も、収穫のみ参加の人もOK。新しい作業もいつも募集しています。

農作業

山の南斜面の約500坪の畑と、太陽光パネルで仕切られた約1,000坪の畑、野津田公園の隣にある畑で、トマト、キュウリ、大根など、旬の野菜をつくっています。敷地内の竹を粉砕した竹チップや、回収してきた馬糞、食品くずを発酵させた肥料など、大地の恵みを利用した有機農業に取り組んでいます。野菜の他、びわ、みかん、栗、ブルーベリーなどの果実収穫もしています。その場で食べる新鮮な野菜・果物は、最高のごちそうです。

クッキー・ケーキ

桜ヶ丘共働学舎のクッキーづくりは、みんな大好きな仕事です。粉を量ったり、バターをこねたり、ナッツを刻んだり。クッキーをつくるだけでなく、箱をつくったり、袋に絵を描いたり、ラベルを貼ったりするのも大切な仕事です。

牛乳パック再生紙

牛乳パックの薄いフィルムを剥がし、牛乳パックを小さくちぎる「紙ちぎり」は、おしゃべりしながらゆっくり行うのにうってつけの仕事です。ちぎった紙をミキサーで攪拌する係あり、重石をしてはがきの水分を抜く係あり。出来上がったはがきは、すべてオンリーワンの手づくり品です。

タピボン

キャラクターなどの注文を受け、ひとつひとつオーダーメードでつくります。ひと針ずつ刺してつくるので、作品が出来上がるまで1~2か月かかる大作です。

裂き織り

いただいた布を裂き、織物をつくります。コースター、足ふきマットなどが主な製品です。色とりどりのコースターは、ちょっとしたプレゼントとしても好評です。

クリーンダスター

洗剤が少なくて済む、食器洗い用のタワシです。アクリル毛糸でつくっています。

廃品回収

近隣を中心とした町田市全域や国会などから、古新聞・古雑誌・布を回収し、「新聞」「雑誌」「ダンボール」「カーボン」「牛乳パック」「布」などに仕分けします。仕分けた紙は、湯舟共働学舎の紙専用のプレス機で固く縛り、新聞紙・上質紙は専門業者に持ち込み、その他の雑古紙は、トイレットペーパーとして再生します。
また、缶やペットボトルを集めて仕分け、ブロックしたり粉砕したりして再生業者に渡します。リサイクルに主眼を置いた、思い切り体を動かせる、充実感のある仕事です。

トイレットペーパー製造

再生ルートのなかった雑古紙で、日本初の雑古紙100%のトイレットペーパーをつくりました。つくったトイレットペーパーは、関連病院等に買っていただく他、インターネット等で注文を受け、日本全国に発送しています。ご注文はこちらから。

ペットボトルリサイクル

リサイクル協会の指定業者として委託契約を受けています。ペットボトルを回収し、ラベルや異種ボトル等の分別・洗浄して粉砕し、プラスチック成型品として再生します。ペットボトルの持ち込みも大歓迎。現在はほとんどが卵パックとして再生されています。

廃油燃料

植物系廃食油を天ぷら屋さんや病院等から回収しています。2トントラックにタンクを積み込むのは力仕事ですが、障がい者のみんなも率先してトラックに乗り、回収に行きます。つくった燃料は共働学舎のボイラーなどで使っています。

銅線の皮むき

不要になった電線の外側のビニールをむいて、銅線だけの状態にして業者に引き取ってもらいます。簡単そうで、なかなか力のいる仕事です。
いらない電線があったら、ぜひ桜ヶ丘共働学舎までご一報ください!

生ごみリサイクル

共働学舎から出る生ゴミや近隣の方が持ち込まれた生ゴミ等を内城菌で高温で発酵させると、種子や骨や貝殻を残してサラサラの粉末状になります。
発酵させた生ゴミは、草花、樹木、畑の肥料として利用できます。

竹チップ製造

付近の竹林の整備を兼ねて、古い竹を細かく粉砕して竹チップをつくり、畑にまいて、土壌の改良・保温などに使います。竹は乳酸菌を多く含み、殺菌作用にも優れます。農園等にも販売しているので、近隣の市町村では、段ボールコンポストの材料として活用してくれています。

小型家電リサイクル

川崎市などから回収した小型家電を、コードを切断し電池を外して、高品位な物(金を多く含む物等)とそうでない物とに選別します。携帯電話は電池を外して、種類別に選別します。

CD・DVDリサイクル

近隣の中古ショップから回収したCD・DVDをケースから取り出して仕分けします。紙類はトイレットペーパーの原料、プラスチック類は素材ごと(PC・PS・PP)に粉砕して、プラスチックメーカーに売却します。

胡蝶蘭栽培

花が終わった胡蝶蘭の鉢植えを回収し、温室で大切に育てて、翌年また花を咲かせます。

布沢棚田米

福島の布沢棚田の契約農家さんから買ったお米を販売しています。1分づきから白米まで、お好きな精米を選んでいただけます。

共働学舎について

採用情報

ともに生活して、
障がい者の”やりたい”を
実現する仕事

グループホームや福祉ホームで、障がい者・職員含めて6〜10人が生活しています。部屋はそれぞれ鍵のかかる個室ですが、トイレや洗面、キッチンは共同です。平日はそれぞれの作業を行い、休日は買い物や散歩をしたり、映画を観たり。年に2~3回の旅行は、障がい者にとっても職員にとっても、大きな楽しみです。

採用情報へ